日本駐車場開発(2353)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★★★☆
・優待取得は1,000株以上。
・権利確定は年1回(7月)
・主な事業は駐車場、レジャー施設などの開発・運営
・最近の業績は増収増益基調
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
ー% | 3.52% | 3.52% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 1万2,800円程度 |
決算月 | 7月 |
優待取得最低株数 | 1,000株 |
優待取得最低価格 | 12万8,000円程度 |
優待権利確定月 | 7月 |
※株価:128円。予想配当金:1株あたり4.5円。優待品:-(算出困難な為)で計算しています。(算出日:2020年3月11日)
日本駐車場開発(2353)の株主優待
日本駐車場開発の株主優待は、駐車場割引券などです。
株主優待の権利確定日は年1回7月のみ。
株主優待がもらえるのは1,000株以上の保有者です。2,000株、3,000株と株数を増やしていってももらえる優待の内容は変わりません。
1,000株以上であれば、一律に以下の優待になります。
出展:日本駐車場開発HP
利用の難しい優待が多いようにも思いますが、駐車場だけでも上手く使えば数千円程度のメリットは取れるかもしれません。
ただし、利用できる駐車場は主に大きな商業施設や病院などに限定されます。
日本駐車場開発(2353)株価・業績・状況
日本駐車場開発の設立は1991年。従業員数は連結で1,053人。筆頭株主はトヨタ自動車と、駐車場を手掛ける会社としては、規模も大きく、資本の筋目も良いのが特徴でしょうか。
駐車場以外ではスキーなどのレジャー関連、それと不動産などの資産売買、コンサルティングなどの業務も手がています。もっとも資産売買の主な内容はレジャー施設やテーマパーク限定なので、一般的に言われる不動産屋さんとはかなり異なります。
過去5年業績は増収増益傾向。営業利益率も結構良いですね。ビジネス自体が順調で、コストの増大も上手く吸収できているように見えます。
ただ今期決算(2020年7月期)は、これまでのの伸びからみるとブレーキがかかりそうです。2Qまでの決算で、経常利益は2,006百万円。単純に2倍にすると2020年7月期の経常利益は4,000百万円程度でしょうか。
悪い数字ではありませんが、数年来続いてきた増収基調が止まる可能性が高い気がします。コロナウィルスの影響が出てくると思うので、最終的な数字はもう少し悪いのではないかと思います。
【売上高~利益】単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
連15.7 | 17,007 | 2,573 | 3,009 | 3,530 | 10.5 | 3.3記 |
連16.7 | 18,139 | 1,977 | 2,240 | 1,255 | 3.7 | 3.5 |
連17.7 | 21,987 | 3,067 | 3,212 | 2,242 | 6.7 | 3.75 |
連18.7 | 22,771 | 3,533 | 3,610 | 2,211 | 6.6 | 4 |
連19.7 | 24,381 | 4,157 | 4,152 | 2,823 | 8.4 | 4.25 |
連20.7予 | 26,500 | 4,650 | 4,550 | 2,950 | 8.9 | 4.5 |
チャートでみるとほぼ横ばい。増収増益基調が続いてきただけに、もう少し上げても良いのではないかと思います。
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が14.88倍、PBR(純資産倍率)が4.78倍(2020年3月11日現在)となり、ほぼ市場平均レベル。
配当利回りが高めであることを踏まえると、安定的な配当収入を期待される方にはおすすめの銘柄です。
項目 | 評価 |
規模 | 中型 |
業績 | 増収増益基調 |
配当 | 増配傾向 |
株価 | 適正 |
参考資料
銘柄評価については、以下の基準で行っています。
ご参考。
株主優待+分配金一覧表はこちら
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