プリマハム(2281)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★★☆☆
・優待取得には200株以上の保有が必要
・権利確定は年1回(9月)
・ここ数年の業績は好調
・指標的には割安水準
・業績からみるともう少し買われても良いか?
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
0.63% | 2.53% | 3.16% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 23万7300円程度 |
決算月 | 3月 |
優待取得最低株数 | 200株 |
優待取得最低価格 | 47万4600円程度 |
優待権利確定月 | 9月 |
※株価:2,373円。予想配当金:1株あたり60円。優待品:3,000円で計算しています。(算出日:2020年2月26日)
プリマハム(2281)の株主優待
プリマハムの株主優待は、自社製詰め合わせです。
出展:プリマハムHP |
200株以上の株主に対して、3,000円相当の自社製品が贈られます。
株主優待権利確定は年1回、3月のみです。
発送は11月の下旬頃に行われます。
シンプルな株主優待制度ですが、贈答品でしかもらえないような高級ハムが年1回もらえるのはうれしいですよね。
プリマハム(2281)株価・業績・状況
プリマハムは創業1931年の老舗で、ハムの大手4社の一角を占めます。
ちなみに、ハムの大手4社とは、普通、以下の4社を指します。
・日本ハム
・伊藤ハム米久HD
・プリマハム
・丸大食品
売上げの大きさもこの順位になるので、プリマハムは業界3位。
ただし、4社の中では、日本ハムが圧倒的に大きく、1.2兆円以上の売上げがあります。プリマハムの売上げは4,000億円程度なので、首位とはおよそ3倍の開きがあります。
ここ5年ほどの業績は比較的好調。売上は前年を上回る年が続いています。経常利益ベースでみても比較的堅調です。
2020年の3Qまでの実績も好調で、3Qまでですでに経常利益ベースで12,990百万円を達成。最近の最高益であった2017年度の実績に迫る勢いです。
【売上高~利益】単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
連15.3 | 341,183 | 7,213 | 7,735 | 6,392 | 143.0 | 10 |
連16.3 | 361,223 | 7,963 | 8,776 | 6,429 | 131.7 | 20 |
連17.3 | 363,336 | 15,565 | 16,102 | 10,009 | 198.8 | 30 |
連18.3 | 394,534 | 13,129 | 13,646 | 10,413 | 206.9 | 50 |
連19.3 | 413,023 | 13,168 | 13,829 | 8,287 | 164.8 | 60 |
株価を見ると2017年度の好決算を受けて上昇した後に戻される展開が続いています。
ただ、2018年以降の決算が2017年度の決算を超えられていないとはいえ、2015年~2016に比べれば大幅な伸びと言ってよい数字である為、戻し過ぎのようにも見えます。
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が12.95倍、PBR(純資産倍率)が1.33倍(2020年2月25日現在)と市場平均に近いレベルでやや割安水準といえそうです。
さらに2020年3月期決算で直近3Q並みの数字が出れば、割安感はさらに強まりそう。
項目 | 評価 |
規模 | 大型 |
業績 | 好調 |
配当 | 増配傾向 |
株価 | 適正 |
参考資料
銘柄評価については、以下の基準で行っています。
ご参考。
株主優待+分配金一覧表はこちら
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