サンセイランディックの株主優待はクオカードまたはパン・アキモトのパンの缶詰！

サンセイランディック(3277)の株主優待

サンセイランディックの株主優待は、クオカード、またはパン・アキモトのパンの缶詰です。

パンの缶詰は、その名の通りパンの缶詰で、賞味期限は商品によって異なるものの13カ月～37ヵ月。驚きの長期保存が可能です。

もらえる優待内容は保有株数、継続期間によって異なります。

200株以上保有で継続保有期間1年以上であれば、オリジナルクオカード500円分が追加されます。

100株保有した場合の優待利回りは0.66%(2020.11.6)とあまり高くはありませんが、配当利回りが3.32%ほど期待できるため。総合利回りは3.99%となり、まずまずという水準。

ただし、200株以上の保有でなければパンの缶詰をもらうことができないので、優待狙いなら200株以上の保有がおすすめです。その方が利回り的にもお得になりますし。

サンセイランディックの設立は昭和51年。主な事業は底地の仕入れ及び企画販売／底地の管理など。ひらたく言えば、権利関係の複雑な土地を買って、整理・調整して土地の価値を上げた上で転売することで収益を上げる事業です。

上場市場は東証1部。

業績は好調で、増収・増益基調が続いています。

2021年決算期は中間決算までで経常利益は291百万円。新型コロナ影響で、連続増収増益は途切れてしまいそうですが、通期での黒字の確保は堅そうです。

単位：百万円

【業績】	売上高	営業利益	経常利益	利益	1株益（円）	1株配（円）
連15.12	11,567	1,299	1,196	724	90.1	10記
連16.12	12,300	1,446	1,328	853	104.9	12
連17.12	13,098	1,762	1,668	1,111	134.5	18
連18.12	16,833	1,765	1,642	1,006	119.6	21
連19.12	18,020	1,860	1,758	1,158	137.1	23
会20.12予	16,725	647	450	268	–

上場来高値を記録した2018年末からは半値近い水準まで調整が進んでいます。

足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率）23.64倍、予想PBR（純資産倍率）が0.64倍（2020年11月6日時点）。

2021年は60～70%程度の減益を見込んでいるため、高めのPERとなりますが、コロナ以前の水準に回復できれば、PERも三分の一になるかもしれません。

おすすめ度【総合】：★★★☆☆

優待利回り	予想配当利回り	総合利回り
０．６６％	３．３２％	３．９９％