成学社(2179)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★★☆☆
・優待獲得は年2回(3月、9月)
・継続保有期間制限なし
・クオカードの優待利回りは最強クラス
・本業は関西を地盤とした学習塾
・ここ数年の売上高・利益率は安定
・指標ベースでみると株価は割高圏
・利回り悪くないが、大きな金額を投入するのは少し怖いか
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
2.13% | 1.17% | 3.31% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 9万3700円程度 |
決算月 | 3月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 9万3700円程度 |
優待権利確定月 | 3月、9月 |
※株価:937円。予想配当金:1株あたり11円。優待品:2,000円で計算しています。(算出日:2020年2月10日)
成学社(2179)の株主優待
成学社の株主優待は、クオカードです。
株主優待がもらえるのは3月・9月の年2回。
もらえる額面はシンプルで単元株数(100株)以上は、一律に1,000円分となります。
年2回分を合わせると2,000円分のクオカードになりますが、単元株取得にかかる費用が93,700円ほどなので、これだけで優待利回りは2.13%。
優待取得に必要な継続保有期間がないのもうれしいですね。初年度からもらえるクオカードの優待としては最強クラスです。
優待利回り的にはお得感がありますが、配当利回りがあまり高くないのが残念ですね。これで配当が2~3%程度付くのであれば、お宝株と言ってもココロの痛まない水準になるのですが。
成学社(2179)株価・業績・状況
成学社の設立は1987年。JASDAQ公開が2008年です。
主な事業は関西を中心として開成教育グループという名前で中学受験から大学受験までの学習塾・予備校を展開しています。
開成って関東っぽい名前なのに、関西なんですね。
売上げは100億規模なので、学習塾としてはかなり大きいですね。経常利益は2億~5億くらいの間で上下動。
数字だけを眺めていても明確に上向き、下向きといったバイアスを感じませんが、株価は堅調で、2014年に800円台に乗せたあと現時点(2020年2月)まで800~1,000円の間で安定しています。
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が130.14倍、PBR(純資産倍率)が2.14倍(2020年2月10日現在)と指標ベースでみると相当に割高に見えますです。
普通に考えると子供の進学率が上がったとはいえ、少子高齢化が進む中でそれほど伸びしろの大きな業種とは思えないので、現時点の株価は説明できないように思います。
もしも優待で現在の株価が維持されているのであれば、優待制度の変更が行われた場合は怖いですね。購入される場合はご注意ください。
項目 | 評価 |
規模 | 小型 |
業績 | 安定 |
配当 | 安定 |
株価 | 割高 |
参考資料
銘柄評価については、以下の基準で行っています。
ご参考。
株主優待+分配金一覧表はこちら
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