サニーサイドアップ～株主優待はBillsお食事券！2020年6月より改正注意！

サニーサイドアップ(2180)のおすすめ度・評価

おすすめ度：★★☆☆☆

・株主優待はBillsで使えるお食事券
・優待獲得は6月
・優待獲得には200株以上が必要
・企業PRや販促支援
・スポーツ関連に強み
・指標ベースでみると株価は割高圏
・利回り狙いでの投資はちょっと難しいかも？

優待利回り	配当利回り	合成利回り
ー％	０．４７％	０．４７％

※株価：1,064円。予想配当金：1株あたり5円。優待品：-円で計算しています。（算出日：2020年2月10日）

サニーサイドアップの株主優待は、同社が運営するレストラン・billsで、指定メニュー1皿とドリンクがもらえるチケットです。

チケット1枚で、指定メニュー1皿とドリンク1杯が無料。

もらえるチケット数は保有株数に応じて、以下の通り。

2019年6月までは単元株(100株)保有で、チケット2枚でしたが、2020年6月の権利確定日以降は、200株以上で2枚になってしまいました。

改悪として残念がられているのもうなずけますね。

業績の方を見る限り、増益基調が続いているのに株主還元策を引き締めるのは残念です。

株主優待の権利確定は、年1回、6月のみとなります。

サニーサイドアップの設立は1985年。大証ヘラクレス、東証2部を経て、2018年に東証1部に指定替えを行っています。

主な事業は企業PRや販促支援。スポーツ関連に強みを持ちます。

サニーサイドアップと言えば、中田英寿さんのイメージが強いですよね。

逆に中田英寿さん関連の情報で、サニーサイドアップという会社を知った方も多いのではないでしょうか。

さて、業績ですが、ここ数年は売上高・利益率とも伸びています。特に利益率の伸びは高く、2017年頃からは年率で20～30%ずつ利益が伸びています。

これに合わせて株価も上昇基調が続いており、2017年初に200円程度であった株価が2019年ごろからは1,000円を超える水準にまで上がっています。

ただ足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率）が26.68.14倍、PBR（純資産倍率）が6.69倍（2020年2月10日現在）と割高水準。

この水準だと、さらに利益が2倍程度まで上がらないと適正と言える水準になりません。

ここ数年の増益ペースが維持できるのであれば、2～3年で達成できる可能性もありますが、売上自体の伸びは毎年1割程度なので、それほど簡単ではないかもしれません。

銘柄評価については、以下の基準で行っています。

ご参考。

株主優待＋分配金一覧表はこちら