物語コーポレーションの株主優待は年２回もらえるお食事券！焼肉きんぐなどで利用可能！

物語コーポレーション(3097)の株主優待

物語コーポレーションの株主優待は、年２回、焼肉きんぐ、焼肉一番かるびなどで利用できるお食事券です。利用可能な店舗の一覧はこちら。

保有株数ともらえる優待の関係は以下の通り。

年２回の優待はお得感がありますが、株価が高めのため、単元株保有で年5,000円分のお食事券をいただいたとしても優待利回りは0.65%(2020.8.11)ほど。

予想配当も110円と悪くはありませんが、配当利回りにすると1.42%と。それほど高い水準ではありません。

ただし、ここ数年、業績は好調で株価は上昇基調が続いています。どちらかというと配当よりも値上がり益重視派向きの銘柄といえそうです。

物語コーポレーションの設立は1969年。主な事業は外食事業（焼肉、ラーメン及びお好み焼レストランチェーン、和食店）の直営による経営とフランチャイズチェーン展開。

国内に498店舗（直営277店舗／FC221店舗）、海外に17店舗（直営13店舗／FC4店舗）（2019年6月30日現在）を展開しています。

上場市場は東証一部。

ここ数年、増収増益基調が続いています。

本日(2020.8.11)発表の2020年6月決算も最終利益を確保しています。

タイミング的に緊急事態宣言を含む決算期を外食を柱とする企業が黒字で乗り切るというのは、たいへんなことだと思います。

単位：百万円

【業績】	売上高	営業利益	経常利益	利益	1株益（円）	1株配（円）
連16.6	38,781	2,426	2,620	1,371	228.7	55
連17.6	44,596	2,579	3,056	2,072	345.1	70
連18.6	52,123	3,355	3,865	2,386	397.0	80
連19.6	58,924	3,933	4,686	2,938	488.3	90
連20.6	57,960	3,033	3,028	456	75.85

株価の方は長く上昇基調が続いていましたが、2018年の高値ブレイク後は調整局面に。2020年2月のコロナショック時には一時5,000円を割り込みましたが、跳ね返される展開に。

5,000円付近が目先のサポートラインとなりそうです。

足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率）23.32倍、予想PBR（純資産倍率）が2.54倍（2020年8月11日時点）。

指標的には少し割高ですが、ここ数年の増収増益基調を考えると、単純に高いとは言えないかもしれません。

おすすめ度【総合】：★★★☆☆

・株主優待は自社店舗で利用できるお食事券、またはお米
・権利確定日は年2回、6月と12月
・主な事業は焼き肉などのレストランチェーンの運営
・ここ数年の業績は好調。2020年6月決算は緊急事態宣言下でも黒字を確保

優待利回り	配当利回り	総合利回り
０．６５％	１．４２％	２．０７％