トレジャーファクトリーの株主優待でJCBギフト券３万円分を当てよう！

トレジャーファクトリー(3093)の株主優待

トレジャーファクトリーの株主優待は、以下の３種類です。選択ではなくすべてもらえます。

各優待は全国に100店舗以上を展開する家電、家具、衣類雑貨などの総合リサイクルショップ「トレジャーファクトリー」にて利用できます。

トレジャーファクトリー店舗やオンラインショップで利用可能な割引クーポン券です。100株以上保有の株主は1,000円分、200株以上保有の株主であれば2,000円分のクーポンがもらえます。

トレジャーファクトリーへの買取依頼の際に、20%の買取金額アップをしてもらえるクーポン券です。

「トレジャーロト」とは、株主限定のプレゼント抽選企画です。トレジャーチケットのスクラッチを削って、当選を引き当てれば景品をもらうことができます。

当選するともらえる景品は以下の通り

優待利回りはミニマムで考えると、単元株でもらえる1,000円分の割引クーポンのみを考えたとして1.35%(2020.8.11)。

買取の20%クーポンを利用すれば利回りはさらに大きくなります。トレファクを日常使いしている方にとては利用価値が高い優待かもしれません。

またトレジャーロトの当選率は、意外にあなどれないかもしれません。FISCOによるとトレジャーファクトリーの単元株主数は5,394名。単純に当選者数（115名）で割って当選率を計算すると当選率は2.13%程になります。

このくらいなら当たっても不思議はないといえる程度の確率でしょうか。

トレジャーファクトリーの設立は1995年。主な事業はリユース品の買取、販売など。

リユース品市場というと最近は、メルカリやラクマなどCtoCスキームのサービスが主流となりつつありますが、トレジャーファクトリーが手掛けるのは、会社が買取、会社が販売するBtoC、CtoBスキーム。

ライバル企業はブックオフやハードオフといった企業になりますが、取扱い商材にはかなり差があります。

上場市場は東証一部。

ここ数年は増収傾向は継続していますが、利益の方は売上げほどには伸びず、頭打ちの状況が続いています。

今期(2021年2月期決算)の第1四半期の経常利益は▲221百万円。

この四半期は新型コロナウィルスの影響による緊急事態宣言が出された時期に重なるため、大幅な赤字となっています。

2020年2月時点では、自己資本比率49.1%、利益剰余金も3,872百万円あります。コロナウィルスの影響が長期化して、体力勝負となってもすぐに経営に行き詰る可能性は低いものと思われます。

単位：百万円

【業績】	売上高	営業利益	経常利益	利益	1株益（円）	1株配（円）
単15.2	10,682	955	966	566	50.9	9記
単16.2	12,216	1,086	1,114	804	72.1	13
連17.2	13,325	734	758	485	44.0	16
連18.2	16,431	621	668	345	31.1	16
連19.2	17,737	905	949	564	49.8	16
連20.2	19,123	939	993	515	45.6	17

2016年の利益水準になかなか届かない業績を反映して、株価は緩やかに右肩下がりの展開に。2019年には業績の回復傾向もみえ、株価も1,000円を超える水準まで持ち直しましたが、新型コロナウィルの影響もあり、再び500円をうかがう展開に。

足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率）25.55倍、予想PBR（純資産倍率）が1.83倍（2020年8月11日時点）。

今の株価(740円)でも、まだ少し高いかな、という気はします。コロナ以前の段階で業績が頭打ちとなっていたことを考えると、コロナ後の世界ですぐに業績が上昇基調となるかは未知数です。

リユース品市場についてはCtoCスキームの台頭もあり、ビジネス面での今後の伸びしろを示してもらえないとちょっと買いづらいかな、という気はします。

おすすめ度【総合】：★★★☆☆

・株主優待は自社店舗・ネットショップで利用できる買い物クーポンなど3本立て
・権利確定日は年1回、2月のみ
・主な事業はリユース品の買取・販売
・ここ数年の業績増収傾向も収益面では頭打ち

優待利回り	配当利回り	総合利回り
１．３５％	１．３５％	２．７０％