トライステージ(2178)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★☆☆☆
・優待獲得は年2回(2月、8月)
・継続保有期間制限なし
・本業はテレビ通販プロモーションなど
・2019年に特損により最終赤字を計上
・特損はのれん代等の償却によるもの
・利回り悪くないが、大きな金額を投入するのは少し怖いか
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
1.50% | 2.10% | 3.60% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 3万3300円程度 |
決算月 | 2月 |
優待取得最低株数 | 400株 |
優待取得最低価格 | 13万3200円程度 |
優待権利確定月 | 2月、8月 |
※株価:333円。予想配当金:1株あたり7円。優待品:2,000円で計算しています。(算出日:2020年2月10日)
トライステージ(2178)の株主優待
トライステージの株主優待は、クオカードです。
株主優待がもらえるのは2月・8月の年2回。株数に応じてもらえるクオカードの額面が異なります。
保有株式数 | 優待内容 |
---|---|
400株以上2,000株未満 | 1,000円相当のクオ・カード |
2,000株以上 | 5,000円相当のクオ・カード |
保有期間による制限はなく、2月末、8月末の株主名簿に記載があれば、株主優待をもらうことができます。
400株保有の場合で年間もらえるクオカードの額面は2,000円になりますが、これは現在(2020年2月10日時点)の株価でみると、およそ1.5%の優待利回りになります。
株主優待にクオカードを利用する企業は多くありますが、初年度からもらえるクオカードの優待利回りとしては1.5%はかなり高い部類に入ります。
配当利回り自体もそれほど悪くはないので、利回り的には悪くありませんが、2019年度決算で最終赤字を計上したこともあり、2017年のピークから株価が半値以下に下落しているから、とも言えます。
トライステージ(2178)株価・業績・状況
トライステージの設立は2006年。東証マザーズ上場が2008年と比較的若い企業です。
それでも従業員数が連結で363名規模の会社なので、マザーズ上場企業の中では、大きい方に入ると思います。
テレビ通販などのプロモーション、運営、決済などの各種サービスの提供です。
ここ数年、売上高自体は比較的堅調ですが、経常利益ベースではむしろ低下傾向となっています。
特に2019年は最終赤字となっていますが、これは海外持分法適用関連会社ののれん代の償却と連結子会社の現存処理が重なったためとのことです。
これまで収益の足をひっぱっていた会計上の科目の償却が済み、今後は利益率の改善が見込まれる可能性もあります。
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が26.48倍、PBR(純資産倍率)が1.39倍(2020年2月10日現在)と指標ベースでみると割高に見えますです。
ただ2019年の決算内容が悪かった為、PERは高めに出てしまっている側面もあります。
項目 | 評価 |
規模 | 小型 |
業績 | 上下動あり |
配当 | 安定 |
株価 | 割高 |
参考資料
銘柄評価については、以下の基準で行っています。
ご参考。
株主優待+分配金一覧表はこちら
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