山崎製パン(2212)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★☆☆☆
・自社製品はパンだけではなく、ケーキやジャムも
・優待権利確定は12月
・ここ数年は増収減益傾向
・2017年をピークに株価は下落傾向
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
0.15% | 0.97% | 1.12% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 20万5400円程度 |
決算月 | 12月 |
優待取得最低株数 | 1,000株 |
優待取得最低価格 | 205万4000円程度 |
優待権利確定月 | 12月 |
※株価:2,054円。予想配当金:1株あたり20円。優待品:3,000円で計算しています。(算出日:2020年2月17日)
山崎製パン(2212)の株主優待
山崎製パンの株主優待は、自社製品詰め合わせです。
出展:山崎製パンHP |
株主優待がもらえるのは保有株数1,000株以上。株の購入金額ベースで言うと200万円をこえてくるので、かなり敷居は高いですね。
もらえる商品も3,000円相当と1,000株保有を求める割りには少しビミョーな内容です。
少し古く2018年時点のものとなりますが、3,000円分の優待品の内訳は以下の通り。
- カステラ(5枚スライス)
- フルーツケーキ(5個入)
- ショコラケーキ(5個入)
- パン屋さんが作ったジャム (ストロベリー・マーマレード)
- 山崎謹製水ようかん(小豆・小倉・栗・抹茶)
山崎製パンの株主優待の権利確定は毎年1回12月。優待品の発送は4月頃に行われます。
山崎製パン(2212)株価・業績・状況
創業昭和23年。パンの国内シェア4割を握る大手企業です。
ここ数年売上高は少しずつ増えていますが、経常利益ベースでは2016年をピークに下り坂の傾向です。株価もおおむねそれに合わせるように2016-2017年をピークとして下落傾向にあります。
出展:Yahoo! Finance |
2019年12月に本決算がありましたが、経常利益ベースでは前年並みの結果になりました。これで、ここ数年続いていた減益傾向に歯止めがかかったと言えるかどうか。
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が33.34倍、PBR(純資産倍率)が1.4倍(2020年2月17日現在)とPERで見ると市場平均に比べて割高水準。
今の利益水準からするともう少し株価が下がる余地があるように思いますが、2019年度決算で前年並みの経常収入を確保できたことで当面は持ち直す可能性もあります。
優待利回り、配当利回りも高い銘柄ではないので、持っているだけである程度の収入が見込める株ではありません。
リーディングカンパニーであるゆえの安心感もありますが、個人的には2,000円より上ではちょっと買えないかな、と感じます。
項目 | 評価 |
規模 | 大型 |
業績 | 安定 |
配当 | 安定 |
株価 | 割高 |
参考資料
銘柄評価については、以下の基準で行っています。
ご参考。
株主優待+分配金一覧表はこちら
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