21LADYの株主優待はヒロタのシュークリーム詰め合わせなど！債務超過が続き経営は苦戦！

21LADY(3346)の株主優待

21LADY株主優待は、洋菓子ヒロタのオリジナルシュークリームなどの自社製品の詰め合わせです。

21LADYの権利確定日は年1回。3月末日のみ。優待獲得に必要な株数は1,000株以上で1年以上の継続保有が必要です。

保有株数によって、もらえる優待品の内容はは異なります。

株数	優待内容
1,000株以上	洋菓子ヒロタのオリジナルシュークリーム12個
10,000株以上	5,000円相当の洋菓子ヒロタのシューアイスの詰め合わせ
30,000株以上	10,000円相当の洋菓子のヒロタシューアイスとあわ家惣兵衛特別株主優待品詰め合わせ
50,000株以上	15,000円相当の洋菓子のヒロタシューアイスとあわ家惣兵衛特別株主優待品詰め合わせ
100,000株以上	22,000円相当の洋菓子のヒロタシューアイスとあわ家惣兵衛特別株主優待品詰め合わせ

2019年の12月に優待制度の変更が行われ、それまでは10,000株以上の株主にはイルムスのカタログギフトがもらえていました。

21LADYさんは、この優待制度変更を「拡充」と呼んでいます。確かにもともと10,000株でもらえたイルムスのストロイエは販売価格で4,180円ほどなので、変更後の制度の方が、金額的にはお得ですが、選択できる楽しみはなくなってしまいました。

1,000株保有でもらえるシュークリームは、ヒロタのオンラインショップでは4個346円（税込み）で売られているものなのｄ、これが12個なら、1,038円になります。

1,000株保有で1年間でもらえる商品をは1,038円分とすると、1,000株の優待利回りは0.78%(2020.11.24)となります。2021年度の配当は無配予想なので、予想配当利回りは0.00%。

総合利回りは0.78%となります。利回り狙いの投資には、ちょっと厳しい水準ですね。

21LADYの設立は2000年。上場市場は名証セントレクスですが、本社は東京にあります。

事業の主力は子会社した洋菓子ヒロタの販売する洋菓子など。

足元は厳しい業績が続いています。

2021年度決算も中間期までで、経常利益ベースで58百万円の赤字。コロナ以前から厳しい状況が続いていたこともあり、さらに危機感は高まっています。

財務的な余力もなく、2020年6月時点では債務超過が解消されていません。資金的になんらかの手当てができたとしても、新型コロナウィルスの流行収束には、まだしばらくの時間が要するであろうことも勘案すると苦しい状況が続きます。

単位：百万円

【業績】	売上高	営業利益	経常利益	利益	1株益（円）
連17.3	2,736	32	22	-5	-0.9
連18.3	2,557	8	-2	-23	-3.4
連19.3	2,519	-137	-145	-127	-17.2
連20.3	1,930	-164	-155	-407	-49.2

2017-2018年に持ち直しの兆しをみせていましたが、2019年以降は赤字転落もあり、ふたたび株価は100円ラインに近づいています。

足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率）-倍、予想PBR（純資産倍率）が-倍（2020年11月24日時点）。

赤字見込みのためPERは算出できず、債務超過のためPBRも算出できません。

おすすめ度【総合】：★☆☆☆☆

優待利回り	予想配当利回り	総合利回り
０．７８％	０．００％	０．７８％