ヒビノ(2469)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★★★☆
・優待取得には100株以上の保有が必要
・保有株数・継続保有期間によりポイントUP
・権利確定は年1回(3月)
・主な事業はコンサート用の音響システムの企画・立案
・最近の業績はやや堅調
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
1.56% | 2.73% | 4.29% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 12万8,200円程度 |
決算月 | 3月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 12万8,200円程度 |
優待権利確定月 | 3月 |
※株価:1,282円。予想配当金:1株あたり35円。優待品:2,000円(100株)で計算しています。(算出日:2020年3月27日)
ヒビノ(2469)の株主優待
ヒビノの株主優待は、オリジナルカタログギフトです。
株主優待の権利確定日は年1回、3月のみ。
保有株数・保有期間によってもらえるポイント数が変わり、ポイントに応じてカタログギフトの商品と交換することができます。
保有株数 | 優待内容 保有期間3年未満 | 優待内容 保有期間3年以上 |
---|---|---|
100株以上300株未満 | 2,000ポイント | 3,000ポイント |
300株以上 | 4,000ポイント | 5,000ポイント |
ポイントごとに交換できるオリジナルカタログ商品は以下の通り。内容については変更されるのこともあるのでご注意ください。
ポイント交換例
ポイント数 | 株主優待品 |
---|---|
1,000ポイント |
|
2,000ポイント |
|
3,000ポイント |
|
4,000ポイント |
|
5,000ポイント |
|
出展:ヒビノ公式株主優待ページ
ヒビノ(2469)株価・業績・状況
ヒビノの設立は1964年。従業員数は連結で1,290名(2019年9月30日時点)。コンサート用の音響システムの企画・立案などを手掛ける会社です。
老舗ではありますが、上場市場はJASDAQ。上場も社歴のわりには比較的最近で、2006年12月に公開されています。
ここ数年の業績は、売上・利益ともおおむね横ばい。それでも1株益を見ると少しずつ減ってはいますが、配当は水準が維持されている状況。
今期決算となる2020年3月期は、第3四半期までで経常利益は1,523百万円と好調です。このペースで乗り切れば、2019年実績、2020年会社予想とも超えてきそうな雰囲気ですね。
【売上高~利益】単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
連17.3 | 29,133 | 2,009 | 2,160 | 1,500 | 149.9 | 30 |
連18.3 | 29,732 | 1,073 | 1,713 | 1,038 | 103.8 | 30 |
連19.3 | 33,910 | 1,431 | 1,724 | 976 | 98.0 | 35 |
会20.3予 | 43,500 | 1,850 | 1,850 | 1,050 | – |
チャートを見るとここ数年は1,000円~2,500円のレンジで推移。経常利益水準では、それほどの変動がないわりには、チャート上の振れ幅が大きいようには思います。
2020年3月期の好調な業績期待から、株価は上値を試す構えを見せていましたが、コロナショックによる相場急変にひっぱられるように値を落としています。
業種からすると、それほどコロナショックの影響はなさそうですが、資金不足から利益が出ている銘柄を売る動きもあり、コロナショックのタイミングでレンジ上限にいたヒビノ株も売られたのかもしれません。
出展:Yahoo!ファイナンス
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が11.78倍、PBR(純資産倍率)が1.29倍(2020年3月27日現在)とPERベースでみると市場平均と比べて割安水準といえそうです。
すべての銘柄についていえますが、コロナショックによる業績の悪化が懸念されるため、現在の指標で割安、割高を判断するのは難しいところです。
項目 | 評価 |
規模 | 小型 |
業績 | 安定 |
配当 | 安定 |
株価 | 割安 |
参考資料
コメント