岩塚製菓(2221)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★★☆☆
・単元株保有でもらえます
・保有株数によりアップグレードあり
・優待権利確定は3月、9月の年2回
・本業減益続くが、台湾企業(旺旺集団)からの配当収入巨額
・PBR観点では相当の割安銘柄
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
0.49% | 0.59% | 1.07% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 41万円程度 |
決算月 | 3月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 41万円程度 |
優待権利確定月 | 3月、9月 |
※株価:4,100円。予想配当金:1株あたり24円。優待品:2,000円で計算しています。(算出日:2020年2月19日)
岩塚製菓(2221)の株主優待
岩塚製菓の株主優待は、自社製品詰め合わせです。
株主優待の権利確定は年2回、3月と9月。
単位株から優待を受け取ることができますが、保有する株数によってもらえる優待がアップグレードします。
保有株数 | 株主優待 |
100株以上200株未満 | 1,000円相当の優待品 |
200株以上500株未満 | 2,000円相当の優待品 |
500株以上1,000株未満 | 3,000円相当の優待品 |
1,000株以上 | 5,000円相当の優待品 |
優待品はこんな感じです。
今日は仕事で少し嫌な事があった。でも帰宅したら、はじめての株主優待が岩塚製菓から届いてて笑顔しかない。ありがとう。
株主優待って、いいな。 pic.twitter.com/PBuGUW4UOL
— バルバネス (@murakamiis01) November 26, 2019
岩塚製菓(2221)株価・業績・状況
創業1947年。あられやせんべいなどの米菓では国内3位。
年間の売上高は200億円規模。同業首位の亀田製菓が1,000億ていどの売上げがあるので、おおむね1/5くらいの規模の会社といえます。
過去5年の損益計算書を見ると、一貫して営業利益を経常利益が大幅に上回るいびつな構成になっています。
2019年3月期の決算を見ると、営業利益が8百万円、経常利益が1,884百万円と劇的に違います。
これは台湾系の企業・旺旺集団株からの配当金額が大きいためです。本業が不調でも現金収入があるのは強みですね。
株価を見ると2015年をピークに減少傾向と言えます。
出展:Yahoo! Finance |
経常利益ベースでみると旺旺集団の配当が大きすぎるため分かりにくいですが、営業利益でみると、過去5年で一番利益が大きかったのは2015年。
株価のピークと一致しますが、本業収入よりも配当収益の方が大きい為、このチャート形成が合理的に説明できる気はしません。
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が12.27倍、PBR(純資産倍率)が0.42倍(2020年2月17日現在)とPERベースでもPBRベースでも割安水準。
数字だけ見ればもうすこし買われても良い気がします。PBRベースで1倍に迫る8,000円くらいまでは許容範囲でしょう。
これだけ総資産額と時価総額が乖離しているとTOBが気になりますが、自社関連で発行済株式数の過半を握っているため、少なくとも敵対的なTOBは起こりそうもありません。
項目 | 評価 |
規模 | 中型 |
業績 | 安定 |
配当 | 安定 |
株価 | 割安 |
参考資料
銘柄評価については、以下の基準で行っています。
ご参考。
株主優待+分配金一覧表はこちら
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