三洋堂HDの株主優待は年2回もらえる図書カードや、店舗で割引を受けられる優待カード!

3月の株主優待

三洋堂ホールディングス(3058)の株主優待

三洋堂ホールディングスの株主優待は、以下の2点です。

  • レンタル、購入で割引が受けられる株主優待カード
  • 図書カード(1年以上継続保有株主のみ)

出展:三洋堂ホールディングスHP

 

株主優待カード

レンタル、購入で割引が受けられる株主優待カードですが、お雄株数によって優待で受けられる割引率が変わります。

保有株数レンタル割引購入割引
100株以上200株未満20%2%
200株以上1,000株未満30%3%
1,000株以上2,000株未満40%4%
2,000株以上10,000株未満50%5%
10,000株以上60%6%

 

  • 全国の三洋堂書店で利用可能(利用可能店舗はこちら
  • 株主本人のみが利用可能
  • e-honを利用の際は、店頭にてお受け取りの場合は株主様優待カードが利用できます
  • レンタルの各種クーポンとの併用が可能

 

 

図書カード

継続保有期間1年以上なら、全国の書店で利用できる図書カードがもらえます。

保有株数図書カード
100株以上200株未満1,000円分の図書カード×年2回
200株以上2,000円分の図書カード×年2回

 

  • 権利確定日は年2回(3月末日、9月末日)
  • 優待品の発送は6月中旬、12月上旬ころ
  • 1年以上の継続保有が必要

 

 

継続保有期間1年以上の制限が付くとはいえ、年2回図書カードがもらえるのは魅力的です。

ただし、本業の方はあまり芳しい状況ではありません。今後も配当はあまり期待できないものと思います。

書店業自体は、紙の本自体の売上げが下がっている上に、ビデオやゲームもオンライン化が進み、なかなか売上げが伸びる道筋が思い浮かびません。

三洋堂は教育、フィットネスなど書店業以外への展開も進めているため、今後、そちらの方がどのように伸びて行くのかが注目点かもしれません。

 

三洋堂ホールディングス公式 株主優待ページ

三洋堂ホールディングスの最新株価はこちら

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三洋堂ホールディングス(3058)株価・業績・状況

会社概要

三洋堂ホールディングスの設立は1978年。従業員数は212名(2020年3月時短)主な事業は愛知県を中心に中部地方に展開する書店の運営です。

伝統的な書店業だけではなく、ビデオや本、音楽CDのレンタルや古本販売など周辺事業への展開も積極的に行っており、また書店業とはかかわりの薄い、フィットネス事業、教育事業、金融商品仲介業、不動産賃貸業などにも参入し、事業の幅を広げています。

 

2019年の書店売上げランキングで見ると三洋堂の順位は13位。順位が低いようにも思いますが、11位が三省堂、12位が文教堂となっており、知名度の高い大型書店と比べても遜色はありません。

 

業績

昔ながらの書店経営からの脱却を目指す同社ではありますが、業績面からみると苦戦している様子がうかがえます。

売上げ、利益とも少しずつ落ちており、2019年、2020年は連続して最終赤字に陥っています。

2020年の最終赤字は大きな数字となっていますが、原因は、繰延税金資産の取り崩しを10億15百万円実施したことと減損損失を5億25百万円計上したこと。

直接的には本業の収益力の低下が原因ではなく、またキャッシュアウトを伴う損失ではないため、長期的な業績への影響は大きくはありません。

ただし、コロナウィルスの影響もあり、2021年度の決算もマイナスを見込んでおり、あまり余裕はないように思います。

 

2020年3月時点で、自己資本比率21.2%、現金等の残高は3,653百万円となっており、大きな余裕はないものの、当面の運営には大きな不安はありません。

単位:百万円

【業績】売上高営業利益経常利益利益1株益(円)1株配(円)
連16.323,18047848016427.98.5
連17.322,1242582746811.64
連18.321,32724627751.00
連19.320,4003263-308-45.70
連20.319,965151207-1,304-179.10
会21.3予19,000-110-80-160

 

 

株価

1,000円付近であまり動意のない状況が続いていましたが、コロナショックで下がった株価が、市場の回復ほどには戻しません。

 

出展:Yahoo!ファイナンス

 

指標および今後の展望

足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率)-倍(赤字決算見込みのため)、予想PBR(純資産倍率)が1.95倍(2020年7月8日時点)

コロナウィルスの流行による一時的(?)な影響が大きく、単純な指標でのの割安・割高の判断は難しい状況が続きます。

ただ、もともとの主たる事業が収益力を失いつつある書店業であることを考えると、どこまで多角化に成功できるかがカギとなるものと思います。

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三洋堂ホールディングス(3058)のおすすめ度・評価

おすすめ度【総合】:★★☆☆☆

・株主優待はレンタル、購入が割引で利用できる株主優待カード
割引率は保有株数によって変化
・継続保有期間1年超なら年2回、図書カードがもらえます
・権利確定は年2回、3月と9月
・主な事業は、三洋堂書店などの運営
・事業の方は多角化を進めているものの、苦戦が続く
評価のポイント評価
優待品の魅力度★★★★
優待+配当利回りの水準★★
経営の安定性(規模・決算内容)
今後の成長期待・株価の割安さ
優待利回り配当利回り総合利回り
2.35%0.00%2.38%
見出し内容
単元株数100株
最低購入金額8万5,000円程度
決算月3月
優待取得最低株数100株
優待取得最低価格8万5,000円程度
優待権利確定月3月、9月

※株価:850円。予想配当金:1株あたり0円。優待品:2,000円(100株/1年継続保有)で計算しています。(算出日:2020年7月8日)

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