カワニシホールディングス(2689)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★★★☆
・優待取得は100株以上
・権利確定は年1回(6月)
・保有株数・貴族保有期間による優待内容のupグレードあり
・主な事業は医療機器の販売など
・ここ数年の業績は好調も今期は減益基調
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
0.91% | 3.63% | 4.53% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 11万300円程度 |
決算月 | 6月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 11万300円程度 |
優待権利確定月 | 6月 |
※株価:1,103円。予想配当金:1株あたり40円。優待品:1,000円(100株)で計算しています。(算出日:2020年4月15日)
カワニシホールディングス(2689)の株主優待
カワニシホールディングスの株主優待は、クオカードです。
権利確定日は年1回。6月のみ。
保有株数100株から優待品をもらうことができますが、保有株数・継続保有期間によりもらえる優待内容は異なります。
保有株数 | 継続保有3年未満 | 継続保有3年以上 |
100株以上500株未満 | 1,000円分のクオカード | 2,000円分のクオカード |
500株以上1,000株未満 | 2,000円分のクオカード | 3,000円分のクオカード |
1,000株以上 | 4,000円分のクオカード | 5,000円分のクオカード |
平成26年6月までは優待品は図書カードでした。利便性で言えば、やはり図書カードよりもクオカードに軍配が上がりそうです。
カワニシホールディングス(2689)株価・業績・状況
カワニシホールディングスの設立は1967年。主に医療機器販売などをてがける企業を傘下に持つ岡山県を地盤とした企業グループです。
ここ数年は増収増益基調。日本の構造的な問題である高齢化社会もこの会社にとっては追い風とも言えますね。
ただ足元の2020年6月期決算に向けては低調です。第2四半期までで経常利益は329百万円と冴えません。もともとも会社予想も低めの数字ではありますが、単純に2Q分を2倍した場合、2020年の会社予想には届きそうもありません。
ただ2020年年初より世界中で流行している新型コロナウィルスの影響が業績にどのように響くのかは見通しにくくなっています。
人工呼吸器なども取り扱う同社にとっては受注面では追い風かもしれませんが、世界的なサプライチェーンの混乱もあり、受注できたものがすべて販売できるとも限りません。
【売上高~利益】単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
連15.6 | 94,515 | 668 | 662 | 405 | 72.2 | 30 |
連16.6 | 101,460 | 543 | 556 | 305 | 54.5 | 30 |
連17.6 | 105,778 | 1,044 | 1,112 | 690 | 123.1 | 30 |
連18.6 | 107,663 | 1,230 | 1,235 | 1,054 | 187.9 | 40 |
連19.6 | 107,428 | 1,301 | 1,309 | 775 | 138.2 | 40 |
会20.6予 | 110,520 | 900 | 911 | 303 | – |
チャートを見るとここ数年の株価は1,000円~1,600円のボックスレンジで推移しています。
コロナショックの影響で一時的に1,000円を下回る局面もありましたが、すぐに1,000円以上の水準に押し戻されており、目先は1,000円のラインは堅そうにもみえます。
出展:Yahoo!ファイナンス
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が22.35倍、PBR(純資産倍率)が0.93倍(2020年4月15日現在)とPERベースでみた市場平均と比べるとやや割高。
ただし、不確定要素が大きく、向こう1~2年は業績のぶれも大きくなると思われるので注意が必要です。
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