MonotaRO(3064)の株主優待
モノタロウの株主優待は、自社プライベートブランド製品詰め合わせです。
優待獲得に必要な株数は単元株(100株)。単元株以上の保有をしていても優待内容は変わりませんが、継続保有期間によって優待の内容は変化します。
継続保有期間 | 優待内容 |
半年以上3年未満 | 3,000円相当の商品詰め合わせ |
3年以上5年未満 | 5,000円相当の商品詰め合わせ |
5年以上 | 7,000円相当の商品詰め合わせ |
実際に送られてくる商品は以下のような感じのようです。
モノタロウから株主優待到着。
・タワシ
・粉洗剤
・ゴム手袋
・スポンジ
・電池
・ラップ
・固形石鹸タワシと粉洗剤以外はいい感じ! pic.twitter.com/Mw8fEUnH0G
— すとーむ (@ASTOAM1007) March 20, 2020
日常的に使えそうなものを中心に商品のチョイスが行われているようです。
MonotaRO(3064)株価・業績・状況
会社概要
モノタロウの設立は2000年。主な事業は事業者向け工場用間接資材の販売。あまり一般の消費者向けに広く知られている商品を販売している会社ではありませんが、1,000億円以上の売上げがあり、東証1部上場の企業です。
業績
ここ数年は、二桁の増収増益が続いており好調です。
2020年12月期に向けた決算では、第1四半期までの経常利益が4,056百万円。単純に4倍しても会社予想には届いておらず、ここ数年のペースに比べると少し迫力に欠けますが、増収ペース自体は維持されていそうです。
2020年は新型コロナウィルスの流行により、経済活動全般が低調となる可能性がたかく、直接的には影響度の低いモノタロウにも、なんらかの形での影響はあるものと思います。
ただし足元の2020年5月の売上げ高は好調で、前年同月比で10%超の数字となっています。
単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
連17.12 | 88,347 | 11,837 | 11,858 | 8,464 | 34.1 | 11 |
連18.12 | 109,553 | 13,790 | 13,788 | 9,515 | 38.3 | 13 |
連19.12 | 131,463 | 15,839 | 15,887 | 10,984 | 44.2 | 15 |
会20.12予 | 156,468 | 18,569 | 18,584 | 12,997 | – |
株価
3,000円付近にあった壁をこえ、ここ数日(2020年7月上旬)は、上場来高値を更新しています。
コロナ禍の中にあって好調な業績を維持する同社への買いの集中が原因と思われますが、上場来高値を超えたことでテクニカル的な上限が少なくなっていることが要因でしょうか。
出展:Yahoo!ファイナンス
指標および今後の展望
足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率)89.39倍、予想PBR(純資産倍率)が31.34倍(2020年7月10日時点)。
指標的にはかなり割高水準となっており、今後の好業績を織り込んでいるとしても、現在の株価を正当化できる水準ではなさそうです。
このまま数年間、増収増益が続くとしても、いったんは株価の調整が入る可能性が高いように思います。
MonotaRO(3064)のおすすめ度・評価
おすすめ度【総合】:★★★☆☆
・お食事券の金額は保有株数によって変化
・権利確定は年2回、2月と8月
・主な事業は、居酒屋などのレストラン運営の他、ブライダルなどの事業も
・事業の方はコロナ以前から赤字基調。コロナの影響も大きく、苦しい展開か
評価のポイント | 評価 |
優待品の魅力度 | ★★ |
優待+配当利回りの水準 | ★★ |
経営の安定性(規模・決算内容) | ★★★★ |
今後の成長期待・株価の割安さ | ★★ |
優待利回り | 配当利回り | 総合利回り |
0.37% | 0.65% | 1.01% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 46万5,000円程度 |
決算月 | 12月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 46万5,000円程度 |
優待権利確定月 | 12月 |
※株価:4,650円。予想配当金:1株あたり17円。優待品:3,000円(100株)で計算しています。(算出日:2020年7月8日)
こちらもどうぞ!
コメント