サイネックス(2376)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★★☆☆
・優待権利取得は100株以上
・権利確定は年1回(3月)
・主な事業は地域情報誌の発行など
・最近の業績は減益傾向が続く
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
2.05% | 2.56% | 4.61% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 4万8,800円程度 |
決算月 | 3月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 4万8,800円程度 |
優待権利確定月 | 3月 |
※株価:488円。予想配当金:1株あたり12.5円。優待品:1,000円(100株)で計算しています。(算出日:2020年3月13日)
サイネックス(2376)の株主優待
サイネックスの株主優待は、クオカードです。
株主優待権利確定は年1回。3月のみ。発送は6月頃です。
もらえるクオカードの額面は保有株数によって異なります。
保有株数 | 優待内容 |
100株以上2,000株未満 | クオカード1,000円分 |
2,000株以上10,000株未満 | クオカード2,000円分 |
10,000株以上 | クオカード3,000円分 |
2,000株以上の保有でクオカード2,000円。もはや一律1,000円のクオカードで良かったのではないかという気もしますね。
とはいえ、100株保有に限定して言えば、1,000円のクオカードは利回り的にかなりお得です。
株価も低いので、ときどきお小遣いがやってくる、という感覚で持っていてもいいかもですね。
サイネックス(2376)株価・業績・状況
サイネックスの設立は1966年。行政からの委託を受けた地域情報誌、子育て情報誌の発行や、ネット情報誌の作成などを行っている会社です。
最近は情報誌というと儲からないイメージですが、行政との結びつきがあるのは大きいですね。
それでも過去5年業績をみると、売上高に関して言えば上昇傾向、経常利益ベースでみれば、よく言って横ばい。実際には少しずつ下がっているという方が正確かもしれません。
今期決算(2020年3月期)も3Qまでで経常利益が291百万円となっており、目標の530百万円はもとより、2019年度の実績にも満たない可能性が高まっています。。
【売上高~利益】単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
連15.3 | 10,803 | 681 | 791 | 463 | 83.8 | 10 |
連16.3 | 11,909 | 656 | 645 | 398 | 74.0 | 10 |
連17.3 | 13,292 | 806 | 853 | 559 | 103.2 | 12.5 |
連18.3 | 12,956 | 513 | 501 | 321 | 52.7 | 12.5 |
連19.3 | 13,928 | 384 | 428 | 295 | 48.4 | 12.5 |
連20.3予 | 14,000 | 510 | 530 | 330 | 60.5 | 12.5 |
株価をみるとゆるやかな右肩下がり。2017年3月期の好決算を受けて、わずかに上向く気配もありましたが、それほどは大きく上げていません。
むしろ、その後の下げが大きいです。
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が8.18倍、PBR(純資産倍率)が0.4倍(2020年3月13日現在)となり、市場平均に比べてPERベースでみると割安水準。
コロナショックの影響を除いても、低めの株価が続いていることは否めません。
優待を含めた配当利回りは悪くないので、安値で拾って、じっと持っているのもありかもしれません。
項目 | 評価 |
規模 | 小型 |
業績 | 安定 |
配当 | 安定 |
株価 | 割安 |
参考資料
銘柄評価については、以下の基準で行っています。
ご参考。
株主優待+分配金一覧表はこちら
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