FX 小ロットナンピン取引の資金管理2~破産は回避することができるのか?~

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FXで破産、塩漬けを回避して利益を得るために一番重要なのは資金管理です。資金が尽きてしまえば終わりです。資金というのは、戦争に例えれば弾薬のようなもの。これが尽きてしまえばもはや相手に打ち勝つことはできません。

ふりかえり

前回に引き続き、小ロットFXトレードの続きをお話ししたいと思います。前回、以下の3つの条件を満たすことを目標としました。

  1. どのような値動きがあっても破産しない
  2. 最終的には利益が出る
  3. 塩漬けにはしない

この3つの条件について、少しお話しさせていただきます。

前回のページをお読みいただいていなければこちらからどうぞ!

1.どのような値動きがあっても破産しない

前回お話しさせていただいた通り、FXはレバレッジが大きい場合に破産のリスクが高まります。言い換えれば、保有する証拠金に応じて、十分に小さな建玉しか使わなければ破産しません。

極端なことを言えば、レバレッジ1倍で取引を行えば、現物取引と一緒ですよね。1倍とは言わないまでも、過去の最安値(最高値)から少し余裕をみた数字を限度として考えます。

具体的には資金20万円で、米ドル・日本円(USD/JPY)のロングを取ることを考えた場合です。USD/JPYの過去最安値は、2011年10月に記録した75.54円です。

現在値が約110円なので、値幅は約35円ほど。もしも1単位(1万通貨)の建玉を持っていれば、75円まで相場が下落した場合、35万円の損失が出ます。

20万円の証拠金は、この相場の下落を支えることができませんが、0.5単位(5千通貨分)であれば少し余裕をもってささえられます。

最近は、手数料なしで0.1単位(千通貨単位)の取引ができるFX会社も多く存在しているので、現実的です。

2.最終的には利益が出る

最終的に利益を取るのは非常にシンプルです。まず買って、値上がりするまでじっと待てば、かなり高い確率で、いつか利益を得ることができるでしょう。

ただし、案に相違して、大きく相場下落してしまったような場合には、いつ戻ってくるかは分かりません。

今後、何年も戻ってこないかもしれないし、ひょっとしたら、戻って来ないこともあり得ます。いわゆる塩漬けという状態ですね。

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3.塩漬けにはしない

塩漬けにしないようにする為には、普通に考えるとロスカットです。

見込みのないポジションに早期に見切りをつけて、次の収益機会を探す試みですね。FXによらず、どの金融取引でもおそらく、これが一番難しいポイントではないかと思います。

今回お話しする方法では、通常のロスカットとは異なり、それまでに出ている利益の範囲内で買値自体を見直してしまう方法です。

例えば100円で買った米ドルと99円で買ったものとみなして利益を考える方法です。

概念だけをお話しさせていただいても、イメージが湧きにくいと思いますので、次回以降で少し取引例に沿ってご説明させていだこうと思います。

 

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