バイタルKSKの株主優待はべに花入りはと麦烏龍茶など自社製品４点から選択！

バイタルケーエスケーホールディングス(3151)の株主優待

バイタルケーエスケーホールディングスの株主優待は自社関連製品４点からの選択です。

べに花入りはと麦烏龍茶は24缶入りで2,799円。本日(2020.9.1)に株価が1,054円なので、優待利回りは0.27％。

配当が2.37％つくので、保有にメリットが無い分けではありませんが、優待狙いとして購入を検討するのはなかなか難しい銘柄です。

業績も株価も堅調なので、普通に保有するのはありかもしれません。

2009年にバイタルネットとケーエスケーが統合して、持ち株会社として発足したのがバイタルケーエスケーホールディングスです。

主な事業は医薬品の卸売りなど。あまり消費者の目に触れることのない会社ですが、従業員数3,627名、年間売上高5,000億円超の大企業です。

上場市場は東証一部。

売上高、収益とも安定している同社ではありますが、コロナウィルスの直撃を受けた2021年3月期の第1四半期は225百万円の経常損失を出しています。

コロナウィルスの流行とともに、世の中的に医療機関での受診を避ける動きが広がった結果、同社の医薬品卸しビジネスにも影響が表れた形になります。

ただ、コロナウィルスの流行による影響は一時的と思われること、赤字に陥ったものの例年の黒字幅を考えると大きすぎる水準ではないため、事態が収束するにつれて、収益も回復するものと思われます。

単位：百万円

【業績】	売上高	営業利益	経常利益	利益	1株益（円）	1株配（円）
連16.3	621,040	6,892	10,584	6,556	117.3	24特
連17.3	581,079	3,207	6,987	4,778	84.8	20
連18.3	565,589	2,384	6,276	4,467	79.3	20
連19.3	559,712	2,821	6,909	5,084	90.2	22記
連20.3	562,505	3,556	6,404	4,642	83.3	24
会21.3予	566,200	3,350	6,000	5,000	–

ここ数年、株価も横ばいで、それほど大きな動意はなく、緩やかな右肩上がりを継続しています。2020年初にマーケットを襲ったコロナショックでもそれほど大きな値動きを見せませんでした。

また2021年1Qの赤字決算でも大きな動意は見せていません。

足元の指標ベースでみると、予想PER(株価収益率）11.53倍、予想PBR（純資産倍率）が0.6倍（2020年9月1日時点）。

ここ数年、株価が上昇基調にあったにも関わらず、指標的には割高水準を維持しています。もう少し買われても良いのではないかと思いますが、悪材料でも株価がなかなか下落せず、落ちたところで拾うというのは難しいかもしれません。

おすすめ度【総合】：★★★☆☆

・株主優待はべに花入りはと麦茶など、自社関連商品からの選択です
・優待取得に必要な株数は1,000株
・保有株数の増加による優待内容のアップグレードはありません
・権利確定日は年1回、3月のみ
・主な事業は、医薬品の卸しなど
・ここ数年の業績は堅調も2021年1Qはコロナの影響で赤字に

優待利回り	配当利回り	総合利回り
０．２７％	２．３７％	２．６４％