キリンホールディングス(2503)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★★☆☆
・優待取得には100株以上の保有が必要
・権利確定は年1回(12月)
・主な事業はビールの製造販売
・最近の業績は安定
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
0.47% | 3.04% | 3.51% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 21万3,700円程度 |
決算月 | 12月 |
優待取得最低株数 | 100株 |
優待取得最低価格 | 21万3,700円程度 |
優待権利確定月 | 12月 |
※株価:2,137円。予想配当金:1株あたり65円。優待品:1,000円(100株)で計算しています。(算出日:2020年3月31日)
キリンホールディングス(2503)の株主優待
キリンホールディングスの株主優待は、自社製品詰め合わせなどから選択です。
- キリンビールギフト
- キリンビバレッジ商品詰め合わせ
- メルシャンワイン詰め合わせ
- 機能性表示食品
- キリンシティお食事券
- サッカー日本代表応援グッズ
- 「キリン飲酒運転根絶募金」への寄付
株主優待の権利確定日は年1回、12月のみ。発送は翌年の4月から6月ころ。
キリンビールギフト
保有株数によってもらえるビールの本数が変わります。
- 100株以上1,000株未満・・・4本
- 1,000株以上・・・12本
キリンビバレッジ商品詰め合わせ
保有株数によってもらえるドリンクの本数が変わります。
- 100株以上1,000株未満・・・7本
- 1,000株以上・・・18本
メルシャンワイン詰め合わせ
メルシャンワインを選択できるのは1,000株以上の保有者のみ。
1,000株以上の保有者であれば、カノン・デュ・マレシャル、ルージュ/ブランを各1本 合計2本を選択できます。
機能性表示食品
機能性表示食品を選択できるのは1,000株以上の保有者のみ。
もらえる商品は、iMUSE eye KW乳酸菌(イミューズアイ KW乳酸菌)です。
キリンシティお食事券
キリンシティ、キリンシティプラス全店で利用できるお食事券です。
お食事券は1枚1,000円で、もらえる枚数は保有株数に応じて異なります。
- 100株以上1,000株未満・・・1,000円相当(1枚)
- 1,000株以上・・・3,000円相当(3枚)
サッカー日本代表応援グッズ
こちらももらえる優待内容は保有株数によって異なります。
100株以上1,000株未満
SAMURAI BLUEオリジナルグッズ(タオルマフラー)
株主限定オリジナルデザイン
1,000株以上
SAMURAI BLUEオリジナルグッズ(タオルマフラー+Tシャツ)
株主限定オリジナルデザイン
キリンホールディングス(2503)株価・業績・状況
前身のキリンビールの設立は1907年。国産ビールの大手。売上の規模はアサビールに次いで国内2位。日経平均代表銘柄のひとつでもあります。
ここ数年の業績は、安定はしているものの、売上高をみると伸び悩んでいる印象を受けます。
業界首位のアサヒビールが好調なだけに、じりじりと差を広げられている格好ですね。
直近の2019年12月決算は、売上規模は前年とそれほど変わりませんが、オセアニア総合飲料事業の減益や為替影響等により、減益となっています。
【売上高~利益】単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 税前利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
2015.12 | 2,196,925 | 124,751 | 128,199 | -47,329 | -51.9 | 38 |
2016.12 | 2,075,070 | 141,889 | 140,676 | 118,158 | 129.5 | 39 |
2017.12 | 1,863,730 | 211,066 | 233,776 | 242,057 | 265.2 | 46 |
2018.12 | 1,930,522 | 198,322 | 246,852 | 164,202 | 183.6 | 51 |
2019.12 | 1,941,305 | 87,727 | 116,823 | 59,642 | 68.0 | 64 |
会20.12予 | 2,000,000 | 160,500 | 189,500 | 115,500 | – |
チャート上は2017年、2018年の増益を素直に好感して上昇基調となったものの、2019年の減益もあり、ここ1年ほどは調整色を強めています。
2020年に入るとコロナショックの影響で下げてはいますが、他業種に比べると下げ幅はゆるやかであると言えます。
ただし、飲食店やイベントの自粛も相次いで行われているため、売上自体への影響も無視はできないはずなので、今後の4Q決算などには注目ですね。
出展:Yahoo!ファイナンス
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が15.63倍、PBR(純資産倍率)が2.02倍(2020年4月1日現在)とPERベースでみると市場平均と比べてほぼ適正水準。
コロナショックの影響が想定よりも大きければ、短期的にはもう一段の下げがあっても不思議はありませんが、中長期で見れば規模、安定性から考えて、それほど大きな下げにはならないのではないか、と思います。
項目 | 評価 |
規模 | 大型 |
業績 | 安定 |
配当 | 安定 |
株価 | 適正 |
参考資料
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