SFoods(2292)のおすすめ度・評価
おすすめ度:★★★☆☆
・優待カタログは100株から利用可能
・自社製品取得には500株以上が必要
・権利確定は年2回(2月、8月)
・ただし、8月は優待カタログのみ
・最近の業績は好調
・株価はピークからの調整局面の終了時期か?
優待利回り | 配当利回り | 合成利回り |
0.25% | 2.55% | 2.80% |
見出し | 内容 |
単元株数 | 100株 |
最低購入金額 | 23万5600円程度 |
決算月 | 2月 |
優待取得最低株数 | 500株 |
優待取得最低価格 | 117万8000円程度 |
優待権利確定月 | 2月、8月 |
※株価:2,356円。予想配当金:1株あたり60円。優待品:3,000円(500株)で計算しています。(算出日:2020年2月27日)
SFoods(2292)の株主優待
エスフーズの株主優待は年2回(2月と8月)。2月の優待と8月の優待は中身が異なります。
2月、8月共通の株主優待
2月、8月共通の株主優待は、「優待価格での特別販売」です。
株主優待品としてはカタログが届き、このカタログに記載のある商品を優待価格で購入することができるという仕組みです。
この優待を取得するのに必要な株数は100株。
カタログは半年ごとに送付され、6月、11月頃に届きます。
2月のみの株主優待
2月の株主優待は、自社製品詰め合わせです。
もらえる商品は株数によってことなります。
出展:エスフーズHP |
出展:エスフーズHP |
2,000株以上でもらえる10,000円相当の国産牛肉は魅力的ではありますが、2,000株というと取得に必要な費用は400万円を超えてきます。
さすがに無理があります。
ハム狙いならプリマハムの方が良いかな、というのが正直なところです。配当利回り的にはプリマハムもエスフーズも変わりませんが、優待利回りでみるとプリマハムの方が上です。
SFoods(2292)株価・業績・状況
エスフーズの創業は1967年。
もともとは肉輸入からはじまった会社ですが、最近では「こてっちゃん」に代表される加工肉食品で有名です。
企業規模も従業員2,300人以上、年間売上高3,000億円以上と、なかなかの大企業と言えます。
業績の方ですが、過去5年を見ると増収増益傾向。特に売上高の伸びは著しいですね。
ただ2020年度の決算は2019年度に比べると減収となる模様。それでも通期で10,000百万円程度の経常利益を見込んでおり、業績に陰りがみえたとまでは言えません。
【売上高~利益】単位:百万円
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
連15.2 | 214,103 | 8,230 | 8,601 | 4,343 | 155.1 | 28 |
連16.2 | 242,566 | 8,428 | 8,795 | 5,086 | 181.6 | 32 |
連17.2 | 281,233 | 10,555 | 10,843 | 6,499 | 232.1 | 35 |
連18.2 | 316,411 | 10,959 | 11,482 | 7,760 | 252.0 | 43 |
連19.2 | 338,781 | 10,973 | 11,344 | 7,185 | 226.9 | 56 |
チャートを見ると、業績のわりには冴えない展開が続いています。2018-2019年のピークから半値程度までさがったことになります。
収益的にはそこまで悪化している分けではないので、現状は売られ過ぎの可能性が高いと考えます。
足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が10.67倍(赤字決算のため)、PBR(純資産倍率)が0.94倍(2020年2月27日現在)と市場平均くらべて割安水準。
収益・チャート・指標の状況を勘案すると、2018年の増収増益で一気に買われたが、2020年決算に向けて期待感が剥落したのが今の状況でしょうか。
ただし、指標ベースでみると割安水準まで調整が入っている為、ここからさらに下落して行く可能性は低いと考えます。
ただ優待権利株数が大きいため、優待狙いで買う銘柄か、と言われると難しいですね。
項目 | 評価 |
規模 | 中型 |
業績 | 増収傾向 |
配当 | 増配傾向 |
株価 | 割安 |
参考資料
銘柄評価については、以下の基準で行っています。
ご参考。
株主優待+分配金一覧表はこちら
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