【2020年】滝沢ハム~株主優待はハム詰め合わせ!株価はもう一段の下押しか?

3月の株主優待

滝沢ハム(2293)のおすすめ度・評価

おすすめ度:★★☆☆☆

・株主優待は自社製品詰め合わせ
優待取得は100株
権利確定は年1回(3月)
・最近の業績は下降気味
・株価はもう一段の下押しがあるか?
優待利回り 配当利回り 合成利回り
0.83% 0.33% 1.16%
見出し 内容
単元株数 100株
最低購入金額 30万500円程度
決算月 3月
優待取得最低株数 100株
優待取得最低価格 30万500円程度
優待権利確定月 3月

※株価:3,005円。予想配当金:1株あたり10円。優待品:2,500円(100株)で計算しています。(算出日:2020年2月28日)

滝沢ハムの最新株価はこちら

 

滝沢ハム(2293)の株主優待

滝沢ハムの株主優待は自社製品詰め合わせ

保有株数によりアップグレードします。

優待の権利確定は3月末。商品の発送は7月上旬ころに行われます。

100以上200株未満の株主優待 2,500円相当品
出展:滝沢ハムHP
200株以上の株主優待 5,000円相当品
出展:滝沢ハムHP

 

肉屋さん、ハム屋さんの優待の中では、最も少ない金額で取得できます。単位株から優待がもらえるのは滝沢ハムだけです。

会社名 必要株数 取得金額 優待品 優待利回り 配当利回り
プリマハム 200株 47,4000円 3,000円 0.63% 2.53%
丸大食品 200株 37,7200円 3,000円 0.80% 1.86%
福留ハム 200株 40,4500円 5,000円 1.23% 0.00%
エスフーズ 500株 117,8000円 3,000円 0.25% 2.55%
滝沢ハム 100株 30,0500円 2,500円 0.83% 0.33%

 

それでも肉・ハムの優待であれば、一番おすすめなのはプリマハムでしょうか。

利回り的に優秀なこともありますが、ここに挙げた各社の中では、業績が一番優秀です。商品的にはプリマハムと丸大食品が豪華系ハム、それ以外の各社が詰め合わせ系です。

 

滝沢ハム公式・株主優待ページ

滝沢ハム(2293)株価・業績・状況

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滝沢ハムの創業は大正7年。業界最大手の日本ハムなどと比べても格段に瀝青があります。

従業員数は750人以上、年間売上高300億円以上と、ハム屋さんとしては中堅規模。上場市場はJASDAQです。

 

業績の方ですが、過去5年を見ると多少の上下動はあるもののほぼ横ばい。2017年~2018年にかけて、売り上げ・利益とも上昇していますが、2019年には一転して減収減益となっています。

2020年3月期に向けた今期の状況も冴えません。決算予想はマイナス(赤字)です。ただし、2020年3Qは好決算であった為、今後の持ち直しにも期待は持てます。

【売上高~利益】単位:百万円

【業績】 売上高 営業利益 経常利益 利益 1株益(円) 1株配(円)
連15.3 29,765 358 420 364 177.7 15
連16.3 30,366 181 209 152 74.4 15
連17.3 32,767 501 541 391 190.6 15
連18.3 34,245 444 479 307 149.6 25
連19.3 31,922 121 157 92 44.9 15

チャートを見ると、ほぼ業績に沿う形で2017年-2018年に上昇し、その後、調整の展開になっています。

ただし、2019年には2015年-2016年の経常収益を下回る結果となったにも関わらず、株価はそこまで下がらずに持ち直しの兆しを見せています。

 

足元の指標ベースでみると、PER(株価収益率)が-倍(赤字決算予想のため)、PBR(純資産倍率)が1.7倍(2020年2月28日現在)と赤字決算を見込んでいる割には高めの水準と言えます。

 

収益・チャート・指標の状況を勘案すると、2017-2018年の増収増益で一気に買われたが、2019年の業績悪化により調整局面に入ったというのが今の状況でしょうか。

2019-2020年の業績からすると、もう一段の調整が入っても良さそうな気がしますが、3,000円ラインでの粘りを見せています。

ひとつには2020年3Qの好業績による次年度への期待と思われますが、さて、このままV字回復ができるかどうか、ですね。

 

項目 評価
規模 小型
業績 減益傾向
配当 安定
株価 適正-やや割高

参考資料

銘柄評価については、以下の基準で行っています。

ご参考。

株主優待+分配金一覧表はこちら

 

 

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